村上晶俊の教育論

教育について思うところを書きます。不定期更新

春休みや連休中の学習の話

過去の苦手を潰そう

今回は、春休みや連休中の学習の話をします。家庭での自習の参考にしていただければ幸いです。

 

学校の授業に合わせて勉強をしていると、春休みからこの連休くらいまでの期間は、あまり勉強するものがなくて困るかもしれません。新学期になって授業が始まっても、身体測定などがあったりしますし、授業でもひたすら自己紹介が続いたりで、あまり学校の授業が進まないことが多いです。

 

以前の記事でも書いたように、やることがないからといって予習をしてみるのはおすすめしません。学校の授業が進まないからこそ、しっかりと復習をして、もし苦手な単元があるならば、克服するようにしましょう。

 

aki-murakami.hatenablog.com

 

すでに自覚している苦手単元があるならば、その単元に集中して取り組めばよいでしょう。(本来は苦手だと自覚したらその時点で克服に向けて取り組みたいところですが。)

もし何をやってよいかわからないのであれば、前の学年で学習した内容を順番に取り組んでみると良いでしょう。ウェブで検索すれば、単元ごとにコンパクトにまとまったプリントなどを無料で掲載しているサイトもあります。教科書の章末問題なども良いです。

あるいは、春休みからGWにかけて取り組むのであれば、それなりの時間を確保できるはずなので、学年ごとにまとめられた問題集を購入しても良いかもしれません。あまり量の多いものではなく、短期間で一通り終わらせられそうな薄めのものが良いでしょう。

 

苦手な単元を発見したら、とにかくその単元に集中して取り組みます。できるようになるまで何日でも時間をかけて取り組みましょう。せっかく学校の授業が進まずに時間に余裕があるのですから、この機会に苦手を克服しましょう。

また、漢字や英単語などの暗記系の復習もおすすめです。漢字なら、前の学年ではなく、前の学校で学習したものまで戻っても良いです。できるつもりでも意外と忘れてしまっています。

 

復習はいつでも大事ですが、春休みからGWにかけての期間はいつもより広い範囲で復習に取り組み、積み残した苦手を克服していきましょう。

 

今回はここまでとしたいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。